電気設計士の仕事内容とは？
電気設計士は顧客と電気装置の仕様について打ち合わせを行い、どういった制御装置が必要なのかプログラムを組み立てていきます。
配線図面の作成や立体画像の作成、シーケンスまで幅広く行います。
ただ、顧客は電子構造まで深く理解したいとは考えていません。
制御装置がどのように機能し、どういった操作ができるのかという部分を知りたがっています。
制作段階で操作タッチパネルをわかりやすく制作し、それを詳しく説明するのが主な役目です。
例えば、動く、止まる、スピードを速くする、ゆっくりにするなど。
作業員がわかりやすく使いこなせるための操作盤製作も欠かせない作業です。
電子回路の制作を行い、工場でテスト運行が必要になります。
イレギュラーな動きをしたり、シミュレーションとは違う動きを発生したりなどが必ず起きます。
そういった動きにも対処できるような保護装置や矯正装置を導入することで、機械の精度を高めていきます。
電子設計ではシーケンス制御の知識が不可欠です。
何か工場や製作会社での実務経験があると、それを生かすことができるでしょう。
もし実務での実績がない場合は、小さな機械でも良いので実際に制作した制作物の提示やポートフォリオによる公開が求められます。